「體の声が分からない」と言われた日のこと

ある日、施術中に「自分の體がどうなっているのか、正直よく分からないんです」と話してくれた方がいました。

痛みはあるけれど、無理をしていいのか、休んだほうがいいのか、判断がつかないまま、毎日を過ごしているようでした。

その言葉が、なぜか強く心に残りました。


そのとき感じたこと

そのとき私は、「體が悪いのではなく、體の声が聞こえにくくなっているのかもしれない」と感じました。

體は本来、疲れたら重さで知らせ、無理をすれば違和感で教えてくれるはずです。

でも、それを後回しにする時間が続くと、サインはだんだん小さくなっていきます。

そのことに気づいたとき、少し切ないような、でもどこか希望も感じる気持ちになりました。

體が壊れてしまったわけではない。ただ、声を聞く余裕がなかっただけ。

そう思うと、「まだ取り戻せるものがある」そんな感覚がありました。


施術で大切にしていること

それから私は、施術中に「どう感じますか?」と聞く時間を、より大切にするようになりました。

良い・悪いを判断するのではなく、「楽」「重い」「呼吸しやすい」そんな小さな感覚を、言葉にしてもらうようにしました。

施術は、整える時間であると同時に、體の感覚を思い出す時間でもあると考えています。


カイロプラクティックが目指すもの

カイロプラクティックで大切にしているのは、體を無理に変えることではなく、體の声をもう一度感じられる状態に戻すことなのだと、改めて感じました。

體の声が聞こえるようになると、無理の手前で止まれます。休むタイミングが分かります。

その積み重ねが、結果として回復につながっていきます。


最後に

今のあなたは、自分の體が出しているサインに、どれくらい気づけているでしょうか?

少し立ち止まって、體の声に耳を傾ける時間を持ってみてもいいかもしれませんね。