マグネシウム不足が「なんとなく不調」を作る仕組み

施術をしていると、はっきりした痛みはないけれど、「なんとなく調子が悪い」という方に出会うことがあります。

疲れやすい。眠ってもスッキリしない。體が重たく、集中しづらい。

病院で検査をしても、特に異常は見つからない。それでも、元気とは言えない状態が続いている。

そんな體に触れたとき、私はいつも「體の中で、何が足りていないんだろう」と考えます。

筋肉や骨格だけでなく、體が働くための”土台”が、少し弱っているように感じることがあるからです。


マグネシウムの役割

そのひとつとして、思い浮かぶのがマグネシウムです。

マグネシウムは、體の中でエネルギーを使うために欠かせないミネラル。筋肉をゆるめたり、神経の興奮を落ち着かせたり、體を回復モードに切り替える働きを支えています。

このマグネシウムが不足してくると、體は知らないうちに、ずっと力が入りやすい状態になります。

呼吸が浅くなり、筋肉が緊張しやすくなり、眠っていても、體が完全に休めない。

その結果、「どこが悪いわけではないけれど、調子が悪い」そんな状態が続きやすくなるのです。


施術で感じること

施術中、體がなかなかゆるまない方に触れていると、「體が休み方を忘れてしまっているのかもしれないな」と感じることがあります。

それは、頑張りすぎた結果であり、體が一生懸命だった証拠でもあります。

だから私は、無理に整えようとするよりも、まず體が「力を抜いても大丈夫」と感じられるような施術を意識しています。

呼吸が少し深くなる。触れたときの反応がやわらぐ。體の内側に、余白が生まれる。

そうした変化が出てくると、「なんとなく不調」は、少しずつ形を変えていくことが多いと感じています。


見過ごされやすいサイン

マグネシウム不足は、激しい症状ではなく、じわじわとした不調として現れやすいものです。

だからこそ、「気のせい」「年齢のせい」と見過ごされやすい。でも、體はちゃんとサインを出しています。

もし今、理由は分からないけれど調子が上がらない、そんな感覚が続いているなら。

それは、あなたの體が「そろそろ回復に必要なものが足りないよ」と静かに伝えているのかもしれません。


最後に

今のあなたの體は、どんなときに少し楽になるでしょうか。

その感覚が、不調を抜け出すヒントになるかもしれませんね。